ホームページをリニューアルしたというのに、この「スタッフブログ村中日記」はすっかりご無沙汰してしまいました。
先日ご入院された患者様のご家族より「ブログ見てますよ」と声を掛けていただき、これはサボっていてはいけないと猛反省、3ヶ月半ぶりに再開いたします。
受付玄関をリニューアルしました。
外壁は明るいイエロー、玄関前にはウッドデッキを敷き、看板も新しくしました。
玄関を入るとトトロやメイちゃんがお迎えします。
受付前には小さなベンチを置きました。
タクシーを待っていただく時や、荷物を置くのに便利になったと好評です。
そのベンチの上の壁には、入院患者様の作品コーナーも作りました。
塗り絵など患者様が一生懸命に描かれた作品を展示してありますので、来院の際は是非ご覧になってくださいね。
蟄を過ぎ、当院の梅の木も花を咲かせ甘い香りが春の訪れを告げています。 1本は『思いのまま』という名前の観賞用の梅で、同じ木に赤と白の2色の花を咲かせます。 毎年同じところに同じ色の花が咲くとは限らず、赤だけが咲いたり白ばかり咲くこともあり、どんなふうに咲くのか人の手では決して制御できないことから『思いのまま』と名づけられたそうです。 この梅の蜜を求めてメジロがやってくるのも見ることができます。 事務所入口前の梅の木、是非探してみてくださいね。
2月になりました。 9日には東京にも積雪がありました。 まだまだ寒い日が続きますが、こんな寒さの中でも病院の庭には梅の花が咲き始め、馬酔木も花房をつけています。 先日、当院にトトロがやって来ました。 淋しかった受付が一気に賑やかになりました。 大小4匹のトトロとメイちゃん、猫バスが皆さんをお出迎えします。 是非見に来てくださいね。
12月26日、今年度第2回目の自衛消防訓練を行ないました。 火災発生のサイレン後、ナースステーションから消防署(事務課職員が消防署員役)への模擬通報後、職員が患者役での避難誘導訓練を行ないました。 その後中庭で消火器による消火訓練と防火水槽用の池の水をポンプで汲み上げたホースによる消火訓練を行ないました。 ホースでの消火は3人体制で行ないましたが、水の勢いが強く男性3人でも慣れないと危険です。 何度かメンバーを替えての訓練で、徐々にコツをつかむことができるようになりました。 自衛消防訓練だけでは有事の際に、決して万全とはいえません。 職員一同、万が一の時の被害の軽減を図るために、これからも日頃から防災・防火の意識の向上に努めてまいります。
12月8日(土)、平成30年度第2回地域交流会を兼ねたクリスマス会を行ないました。 今年は美味しいケーキとコーヒーを召し上がっていただいた後、職員によるギターと電子ピアノのセッション、参加者全員による合唱や合奏を行ないました。中でも看護師のお孫さんが飛び入りで電子ピアノを弾いてくれたり、患者のHさんが、事前にシンバルを猛練習し、合奏時には見事なリズムを刻んでくださったりと、大きな感動があり楽しい集いとなりました。
当院の庭のもみじの紅葉が美しい季節になりました。 同じもみじでも赤の濃いもの、薄いもの、オレンジ系のもの、そしてまだ色づかない緑のものなど様々な色合いが綺麗です。 それでも例年に比べて紅葉が少し淋しく感じるのは、夏の猛暑のためか8月にすでに赤く色づき始めた葉があったことと、9月末の台風24号の暴風で葉がかなり落ちてしまった影響なのかもしれません。 病室の窓からも紅葉は見ることができますが、毎年外出できない患者様にも見て頂こうと、紅葉した枝を伐り病室をまわって紅葉狩りの記念撮影をしています。 今年は車椅子に移乗できる患者様には、紅葉した枝を飾った部屋でコーヒーゼリーを召し上がりながら紅葉狩りを楽しんでいただきました。
事務所前の植え込みに春と秋に二度花を咲かせる「二季咲き」のヤマツツジが今年も沢山の花をつけました。 また、中庭のバショウ(芭蕉:英名はジャパニーズ・バナナ)の木に花やバナナによく似た実が生りましたました。 バナナ状の実は一見食べられそうですが、種子が大きく実も綿のようで残念ながら食用にはならないそうです。 駐車場の奥の林内には花が咲いたら幸せが訪れると言われるキチジョウソウ(吉祥草)が可愛い花を咲かせています。 入院している患者様にも幸せが訪れますように。
最近TVで「池の水全部抜く」という番組が人気ですが、当院の池は定期的に水を抜き清掃をしています。 今年の春は外来種のウシガエルが大発生し、夜な夜な「モーモー」と大合唱、患者様がうるさくて眠れないということで水を抜いたところ、無事お引越しして行ってくれました。 池は防火水槽を兼ねていますので、落葉が消火用ポンプのホースに詰まらないようにするために今回も水を抜き清掃を行ないました。 池にいたヤマアカガエルやヤゴやカワニナなどは清掃した後、池に戻しました。 きれいになった池に、来年もまたカルガモが繁殖して可愛い雛たちの姿を見せてくれるでしょうか。
介護職員と看護職員を対象に「身体にかかる圧の影響と対策」を勉強するため、講師に株式会社モルテン健康用具事業本部の林拓郎氏を迎え、ポジショニング研修会を行ないました。
実際に使用しているマットレスにセンサーを設置し、身体のどの部分に一番圧がかかるかを測定、その圧が身体に及ぼす影響を教えていただきました。
体位変換や体位保持の目的は ①廃用症候群予防 ②日常生活ケア ③クオリティ・オブ・ライフの向上であること、またそのポイントとしては ①厚みのある体圧分散式マットレスを使用する ②マットレスと体の間の空間をクッションで埋める ③患者様にとって、楽な姿勢かどうかを実際に患者様が体験し確認してみることが大切であることを、実際にクッションを使った実演を通して学びました。 今回の研修を受講し、拘縮のある患者様一人ひとりに合わせたポジショニングについて再確認することができました。
今後も研修会で学んだことを活かし、患者様に安楽な日常生活を送っていただける介護を続けてまいります。
当院の東、道を挟んだお隣の雑木林は長い間放棄されたままで、建築廃材や大量のチラシなどが不法投棄されていました。 2012年には宗教法人による1500区画の大規模墓地開発計画が明らかになり、地元で反対運動が展開されました。 その後2018年2月20日「公益財団法人トトロのふるさと基金」がこの土地(7,393㎡)をナショナル・トラスト(市民や企業から寄付を募って、美しい自然や歴史的建造物などを買い取り、将来に引き継いでいく運動)で取得し「トトロの森47号地」となりました。 取得後は、市民やトトロのふるさと基金の会員、東大和市職員によるゴミの撤去が行なわれ、また定期的に調査や保全活動も行なわれるようになり、林は美しく生まれ変わりつつあります。 狭山丘陵は映画「となりのトトロ」の舞台のモデルのひとつになったと言われています。 その狭山丘陵に位置する当院は、建物外観が昭和30年に建てた当時のままですので「となりのトトロ」のサツキとメイちゃんのお母さんが入院していた病院に似ていると言われていましたが、奇しくもとなりがトトロの森になりました。 トトロさん、よろしくね。
都バス・西武バス「大橋」停留所下車 徒歩10分